子育て情報LINEで発信 釧路市16日から開始 健診日程を通知 防災やごみ収集も

子育て中の母親にサービスを周知する市職員(奥)

子育て中の母親にサービスを周知する市職員(奥)

釧路市は16日、育児や防災、ごみ収集など子育て世帯に必要な情報をLINEで配信するサービスを始める。子どもの成長に合わせて予防接種や乳幼児健診の日程を事前に知らせる機能を設けるなど、育児に追われる子育て世帯の負担軽減につなげる狙いだ。

サービスでは、《1》子育て《2》ごみの収集《3》新型コロナウイルス関連情報《4》防災・災害―の四つの分野の情報を配信する。QRコードを読み取るか、ラインアプリのホーム画面で「釧路市」と検索して友達登録すると利用できる。利用開始時に居住地域を選択すると、ごみの種類ごとに収集日を通知してくれるほか、ウェブハザードマップで最寄りの避難所を簡単に探すことができる。

中でも市は子育て関連情報の配信に力を入れており、登録時に子どもの生年月日を入力すると、健診や予防接種の時期が近づくとラインで事前通知する。また、市のホームページに掲載する親子で遊べる施設一覧や簡単レシピ、子育て支援情報などもラインから簡単に検索できるようにした。

サービス開始に先立ち、15日には市職員が市中部子育て支援拠点センターで利用者の親子6組にサービスの概要を説明し、利用を呼び掛けた。同センターに1歳の娘と毎週通っているという大津里菜さん(24)は「子育て情報がラインで定期的に配信されるのはとても便利」と話していた。

市は「配信情報を充実させ、今後1年間で1万6千人の利用登録を目指したい」(情報システム課)としている。

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