ワカサギ釣りや乗り物わくわく　阿寒湖で「あいすランド」

結氷した阿寒湖で四輪バギーを楽しむ親子連れ（小松巧撮影）

【阿寒湖温泉】結氷した阿寒湖（釧路市阿寒町）で冬遊びを楽しむ「あいすランド阿寒」が開かれている。家族連れらが連日訪れ、雪化粧した雄阿寒岳を時折眺めながら、ワカサギ釣りや乗り物体験を楽しんでいる。

NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構の主催で遊漁船運航などの「広大」（同）が運営。今季は湖の結氷が遅く、予定より2週間遅れの1月15日から始まった。ワカサギ釣りやバナナボート、スノーモービルなどのアクティビティーが用意されている。

今月4日は好天に恵まれ、高知県から家族３人で訪れた安沢初ちゃん（6）は父親と四輪バギーに乗り、「速くて楽しかった」と満喫。滋賀県から旅行で訪れ、初めてワカサギ釣りに挑戦したというタイ人の女性（32）は「10分で7匹もつれた。天ぷらにして食べたい」と笑顔を見せた。

あいすランド阿寒は3月31日まで。営業時間は午前8時から日没まで。問い合わせはあいすランド阿寒（電）0154・67・2057へ。（伊藤美穂）