• 道内延べ214校が臨時休業 1人でも陽性なら学級閉鎖

    札幌市立八軒西小の3学期始業式では密を避けるため、在校生の一部が各教室でオンライン視聴した=19日(打田達也撮影)

    保護者「我慢の繰り返しに疲れた」

    道内の新型コロナウイルス感染「第6波」の急拡大に伴い、各地の小中高で過去にないペースで児童生徒の陽性が判明し、臨時休業(学級・学年・学校閉鎖)が広がっている。道教委と札幌市教委によると、道内では25日までに少なくとも延べ計214校で休業となった。2020年春の一斉休校を除き、月別で最多とみられる。各学校は感染対策を徹底しているが、今後も休業は増える見通し。保護者には身近に迫る感染への不安に加え、「我慢の繰り返しに疲れた」との不満も募っている。

    道教委によると札幌を除く市町村立小中では17~23日、62校が学級閉鎖、9校が学年閉鎖、20校が学校閉鎖をそれぞれ開始した。高校など道立学校は25日までに15校が臨時休業を発表。札幌市教委によると、市立小中高は25日時点で計107校が学級閉鎖、1校が学校閉鎖となっている。

    道教委は現在、保健所の対応が追い付かないことから「学校で1人でも陽性者が確認された場合は感染防止のため学級閉鎖等を幅広く行い、オンライン学習を実施する」としている。

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    道内の学校の休業は、昨夏の「第5波」までを大きく上回る規模だ。学校でクラスター(感染者集団)が頻発した昨年8月でも、小中高と特別支援学校の臨時休業数は計107校だった。

    現在の休業数はすでにこの倍以上だが、道教委の集計は追い付いていないのが実情。道教委ホームページでは従来、道立学校の学級・学年・学校閉鎖数を公表していたが、25日時点では空欄。各市町村立小中の学級・学年・学校閉鎖についても道教委は「第5波より多いと思うが比較するに至っていない」と明かす。

    保護者の中には「自粛疲れ」を訴える人も少なくない。小学3年の長女がいる40代の美容師の女性は「マスクを常時着け、給食では『黙食』。子どもは我慢ばかりでストレスがたまっている。休校が長引けば仕事を休まねばならず、収入面でも不安」と漏らす。

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