• 無料検査に希望者続々 PCRと抗原検査、十勝管内13カ所に増加

    新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、十勝管内でも、道による無料のPCR検査と抗原検査を希望する人が増えている。当初、帯広市内の医療機関と薬局計5カ所だったが、21日時点で同市に加え、幕別と音更の両町の計13カ所に増加(1カ所は予約を停止中)。ワクチン接種の有無にかかわらず簡単に検査できることから、感染に不安を抱える市民が多く訪れている。

    道は今月8日から、全希望者に無料のPCR検査と抗原検査を道内各地でスタート。十勝では11日から帯広で始まった。感染歴を調べる抗体検査とは違い、PCR検査と抗原検査は感染の有無を調べる。

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    「用事があり、東京に行ってきた。心配で検査を受けたが、陰性が確認できて安心した」。19日に帯広のまつもと薬局フロンティア店で、無料の抗原検査を受けた女性は笑顔を見せた。

    同店は道の指定を受け、12日から無症状者を対象に無料の抗原検査を開始。感染リスク軽減のため、検査は車に乗ったままの「ドライブスルー方式」か、個室で受ける。女性は自家用車で検査を受けた。鼻から検体を採取し、わずか約15分で結果が分かった。陰性の場合は証明書が発行される。旅行などでの道外との行き来や、周囲の人が感染したなどで検査を希望する人が多いという。

    同店薬剤師の浅野逸郎さんは「陰性確認後に安心して泣いてしまう人もいた。少しでも市民の不安解消に役立てれば」と話す。同店では、1日10組を上限で予約を受け付け、来週は一部空きがあるという。

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    イナガミ薬局大空店は13日から無料の抗原検査をスタート。当初、電話が殺到し、1日10人以上の予約があったが、ここ数日は4~5件に落ち着いてきた。感染者の濃厚接触者が受けるPCR検査(行政検査)の遅れで、薬局などでの無料検査を希望する人もいるという。同薬局は「車の中で検査をすることもできる。必ず電話で予約してから来て」と呼び掛けている。

    道の無料検査は2月7日までの予定だが、感染状況で変更の可能性がある。そのほかの管内の無料検査事業所は以下の通り。いずれも事前予約が必要。(水野薫)

    ▽帯広記念病院(予約受け付け停止中)
    ▽大正クリニック
    ▽加藤薬局西21条店
    ▽同薬局南店
    ▽ツルハドラッグ帯広北店
    ▽同帯広西21条店
    ▽同帯広西8条店
    ▽同帯広大通南24丁目店
    ▽同音更店
    ▽おち小児科医院
    ▽音更宏明館病院

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