伝統たこ揚げ思う存分　開拓の村で貸し出し

札幌市厚別区の北海道開拓の村は4日、無料でたこを貸し出す特設コーナーを設けた。7日まで敷地内で自由に揚げることができる。

伝統の遊びを身近に感じてほしいと、毎年1月に設置。開拓の村を運営する北海道歴史文化財団の職員が和紙やビニールで手作りしたたこ計17張をそろえた。

入り口近くの広場に揚げられ、鏡餅やだるま、馬などカラフルなイラストのたこが目を引く。財団の松井則彰営業本部長（45）は「最近はたこを知らない子もいる。広い土地を使って、思う存分楽しんで」と話す。

貸し出しは予約不要。入村料が必要。午前9時～午後4時半（最終入場は午後4時）。（菊池圭祐）