札幌の子ども一時保護、里親への委託急増 増える児童虐待対応受け
2021/12/23里子を養育しながら、一時保護の子どもを受け入れている西野恭一さん(左)と妻の智子さん(中村祐子撮影) 道内の児童虐待対応件数が増加傾向にある中、札幌市では、親から子どもを一定期間引き離す一時保護を施設だけで受け入れきれず、里親に委託するケースが急増している。ただ里親も、複数の里子を養育していて余裕がなかったり、経験が問われたりして、受け入れできる数は限られており、現場は綱渡りの状態が続いている。
「今すぐ1人預かって」。10月中旬の夕方、札幌市南区の里親、西野恭一さん(59)は札幌市児童相談所から女子高校生の受け入れを頼まれた。西野さんは妻智子さん(65)と自宅で複数の子どもを養育するファミリーホームを運営し、4~20歳の男女5人の里子と暮らす。大学受験を控えた里子もいて悩んだが、「児相が切羽詰まっているのが分かった。助けないと」と引き受けた。
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