• 学童クラブ 民間委託検討 北広島市、12カ所を一括で

    【北広島】市は、現在直接運営している市内全12の学童クラブの一括民間委託を検討している。専門的に運営している企業や団体のノウハウを生かして質の高い遊びを提供したり、勤務する支援員の確保につなげるのが狙い。今後、パブリックコメント(意見公募)を実施し、保護者説明会を開いて広く意見を聞く方針だ。
     
    現在市内では各クラブにそれぞれ小学生10~80人程度が通っている。市によると、共働き世帯が増え、ニーズは高まっている。一方で支援員は募集しても勤務時間などが合わず、思うような採用ができていないという。
     
    こうした事情から、市は3月に策定した行財政改革の指針に、クラブ運営について2021、22年度の2年間で「委託を含めた抜本的な見直し」を検討することを盛りこんだ。

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    来月4日から意見公募

    指針に基づき市は本年度、学童保育の運営実績のある団体や、現在北広島で勤務している支援員から運営内容などについて聞き取りを実施。市側は民間委託のメリットとして《1》ノウハウや横のつながりのある業者による安定的な人材確保《2》新しいシステムやITを使った質の高い遊びの提供―などを挙げる。デメリットとしては、別組織になるため、市の直営と比べると事故などの情報共有が遅くなる可能性があるとみている。
     
    市は14日の市議会民生委員会に検討経過を報告。民間委託した場合も現在の支援員の雇用は継続し、人件費相当分も含めた委託料を支払う方針を示した。
     
    市は来年1月4日から1カ月、パブリックコメントを行うとともに、保護者説明会で検討中の内容について情報を提供する方針。市子ども家庭課は「委託をするかどうか含め、より利用しやすい学童になるように考えていきたい」としている。(後藤耕作)

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