10万円給付、現金一括を正式表明 札幌市長
2021/12/16札幌市の秋元克広市長は16日の定例記者会見で、政府が新型コロナウイルス対策として実施する18歳以下への10万円相当給付について、クーポンは発行せず現金一括で行うと正式に表明した。0~15歳の児童手当受給世帯と、16~18歳の児童扶養手当受給世帯の約11万9千世帯(約19万8千人)は申請不要で、27日に10万円を一括で振り込む。
給付の所得制限は維持する。現金一括化に伴う追加の事業費約129億円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を、21日招集予定の臨時市議会に提出する。
児童手当の支給方法が一般と異なる公務員の同手当受給世帯など約4万6千世帯(約6万600人)は別途申し込みが必要。市は来年1月以降、対象世帯に申請書類を発送し、できるだけ早期の支給を目指す。
秋元市長は会見で「クーポンは時間と経費がかかる。早く子育て世帯に給付をするためには現金が望ましいと考えた」と述べた。(平岡伸志)
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