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  • PR 札幌市環境局
    2020/10/30

    子どもにも教えたい「もったいない」の心。 毎日の工夫で、賢く食品ロスを減らそう

    「特売」につられて多めに買ってしまったり、まだある物を二重に買ってしまったり。冷蔵庫の中で食品がだぶつき、知らないうちに消費期限・賞味期限切れなんてこと、結構ありますよね。食べずに廃棄されてしまう「食品ロス」が今、社会問題になっています。そこで、今回は食品ロスを減らすために、できることを考えてみましょう。

    3つの習慣を見直して、食品ロスを削減

    札幌市の家庭から出る生ごみの中に含まれる食べ残しや手つかずの食品は、なんと年間で約2万トン! 4人家族で計算すると、1世帯あたり年間約2万3,000円分もの食品をムダにしていることに。

    食品ロスを減らすために、日々の生活の中でどんなことができるでしょう。実はちょっとしたことを習慣づけるだけで、食品ロスを減らすだけでなく、家計にも大きな変化をもたらすことができるんです。ポイントを3つに絞ってご紹介します。1つ目は「買い物」、2つ目は「食品の保存」、そして3つ目は「調理」です。

    まずは「買い物」。買い物に出かける前に、冷蔵庫の中身をチェックする習慣を。足りない物をメモしてから出かけると、買い物忘れや買いすぎ、まだあるものを買ってしまう「二重買い」を防ぐほか、時間の節約にもなります。

    また、一度に大量買いするのではなく、使い切れる分だけ購入するのも大切。スーパーで食品を手に取る際、すぐに使う物なら商品棚の手前にある物から取る「手前取り」を意識し、「見切り品」や賞味期限の近い物から選ぶことも心がけてみてください。

    冷蔵庫の使い方もこの機会に見直そう!

    2つめのポイントは「保存」です。冷蔵庫の中の“迷子”を防ぐことは、食品ロス削減の第1歩。「使い忘れ」や「二重買い」を防止するために、冷蔵庫の中の「定位置」を決めましょう。その際、食品の仲間ごとに分類し、消費期限や賞味期限の近い物をひとまとめにして「指定席」を固定。できれば毎週1回、曜日を決めるなどして定期的に冷蔵庫の中身を整理し、食材の使い切りにチャレンジしましょう。

    作り置きの料理や使いかけの食品を保存する容器は透明な物を選び、中身と残量がひと目で分かるようにするのも有効なひと工夫。冷蔵庫の中に何があるか、常に目にしやすい形で保存することも大切です。そのためには、詰め込みすぎないことを意識するといいかもしれませんね。

    消費期限と賞味期限の違いを確認

    消費期限と賞味期限は違います。消費期限は安全に食べられる期限。消費期限を過ぎたら食べないようにしましょう。一方で賞味期限はおいしく食べられる期限。期限が過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。賞味期限切れ=廃棄ではないので、臨機応変に見極めましょう。

    「食べきり」を意識して献立を考えよう

    3つ目のポイントは「調理」です。食品ロスの多くは「作りすぎ」による食べ残し。食べきれる分だけ作ることが大切です。冷蔵庫の中で余っている食材を積極的に使って献立を考えたり、残り物をアレンジしたりして「食べきり」を目指しましょう。

    食材を購入する前に、献立を計画的に考えることで、使い切りも実現できます。札幌市の食品ロスの約3割は生鮮食品。特に野菜が多く廃棄されているようです。残った野菜は細かく刻んでハンバーグに入れたり、スープにしたり、乾燥野菜にして保存するのもいいですね。

    また子どもと一緒に食卓を囲みながら、食材を作った人の苦労や料理を作る人の思いなども話してみませんか。食べ物を残すのは「もったいない」ということを子どもに伝え、食品ロス削減を未来まで継続させたいですね。

    たくさん作ってしまったら
    リメイク料理で最後までおいしく

    残ってしまった料理や、食材を使い切るためにあえて多めに作った料理は、リメイクすれば味も気分も変わって、最後までおいしく食べられます。簡単にできる時短リメイク料理3品をご紹介します。子どもからお年寄りまで食べやすい料理です。ぜひお試しください。


    材料(4人分)
    牛肉(薄切り)……200g
    ニラ……1/2束
    春雨(乾燥)…80g
    サラダ油……大さじ2
    きんぴらごぼう……80g
    焼肉のたれ……大さじ4
    ごま油……大さじ1

    作り方
    1.牛肉は一口大に、ニラは長さ3cmに切る。
    2.春雨は袋の表示通りに戻して水気を切る。
    3.フライパンにサラダ油を熱し、中火で①の牛肉を炒める。火が通ったら、②ときんぴらごぼう、焼肉のたれを入れてよく混ぜながら炒める。
    4.①のニラとごま油を加え、さっと炒めて火を止める。

    ※きんぴらごぼうの味付けや焼肉のたれのタイプによって味の濃さが異なるため、調整しながらお好みの味付けに仕上げてください


    材料(4人分)
    ジャガイモ……1個
    カボチャ……1/8個
    ブロッコリー……8切れ
    オリーブ油……適量
    ミートソース……200g
    ピザ用チーズ……4枚
    パン粉……小さじ2

    作り方
    1.ジャガイモは皮を剥いて厚さ1cmの輪切りにする。カボチャは皮ごと洗って厚さ1cmに切る。
    2.①を耐熱容器に入れて500wの電子レンジで5分加熱する。
    3.鍋にお湯を沸かし、小房に分けたブロッコリーを入れて2分ゆでる。冷水に取り水気を切る。
    4.耐熱皿にオリーブ油を塗って②と③を並べ、ミートソースをかける。チーズをのせてパン粉を振り、トースターで5分焼く。


    材料(4人分)
    長ネギ……15cm
    カニ風味かまぼこ……6本
    炊きこみご飯……720g
    ごま油……大さじ2
    A・片栗粉……大さじ2
    A・水……大さじ4
    B・だし汁……カップ3
    B・日本酒……大さじ2
    B・砂糖……小さじ1
    B・塩……小さじ1/2
    B・しょう油……小さじ2
    卵……6個
    サラダ油……大さじ4

    作り方
    1.ネギは薄く斜め切りし、かまぼこは手でほぐしてから半分に切る。
    2.炊き込みご飯は軽く温め、ごま油をかけて混ぜる。
    3.Aは小さめの容器に混ぜ合わせ、水溶き片栗粉を作っておく。
    4.鍋にBを入れてひと煮立ちさせ、火を止めて③を入れる。弱火にかけとろみをつける。
    5.ボウルに卵を割りほぐし、①を入れてよく混ぜる。
    6.フライパンにサラダ油を熱し、⑤を1/4量流し入れて焼く。同じく3回繰り返す。
    7.器に②を1/4量盛り、⑥をのせる。同じく3つ作り、④を1/4ずつかける。あれば三つ葉を添える。

    <レシピ考案> 管理栄養士 山崎ひとみ
    病院の献立考案や栄養指導のほかコラムの執筆なども手掛け、地産地消をテーマにココロとカラダにおいしい食事を提案。平成25〜26年度に札幌市食育推進委員を経験。2児の母。

    ◉問い合わせ先:札幌市環境局環境事業部循環型社会推進課 ☎︎011-211-2928


    文/菅谷 環 写真/PIXTA