片付けでラクする住まいのヒント集

玄関を気持ちの良い空間に! 靴の収納と片付けのアイデア

こんにちは、ゆりんごです。北海道も初夏の陽気を感じる日が増えて、玄関のドアを開けっ放しにして思い切り掃除ができるいい季節になりましたね。せっかくならこのタイミングで玄関やシューズクロークの片付けをして、気持ち良く帰ってこられる空間にしてみませんか?

基本の全出し

毎度おなじみですが、基本の「全出し」作業から。靴を全て出して、一足一足、必要か、不必要かを分けていきます。

この時、「明日履いて行きたいかどうか?」という判断基準を設けてみるのもオススメです。

擦れていたりダメージがあったりする靴は、きっと明日も履いて行きたいとは思えないですよね。「もったいないな」と思っても、履けるかどうかで選んでみると、必要ではなくなった靴を減らすことができますよ。

全て出したついでに掃除もしてスッキリ!

高さは人に合わせて

どの位置に誰の靴を置くかという「場所決め」ですが、各自が取りやすいように、できる限り使う人の背の高さに合わせると使いやすいです。

我が家では、上から夫・私・子どもたちという順番で場所を決めています。取り出しやすい高さに設定しておくことで、子どもたちも自分で出し入れできるようになります。

<シーズンオフの靴は移す>
北海道は特にシーズンごとに履く靴が変わりますよね。ブーツや冬用シューズは、今の時期は履かないアイテムだと思います。「今使わない」モノは上段などちょっと取りづらい場所に移しておくと、「今使っている」モノがさらに使いやすくなりますよ。

<上段はトレーで引き出しに>
なかなか手が届きにくい高いところの収納に便利なのが、トレーに入れて引き出しのように使う方法です。今回はシーズンオフの子どもたちの冬靴をまとめて入れてみました。

外で使うグッズ置き場

外で使うモノも出しっぱなしにしておくのではなく、収納できると玄関がよりスッキリとした空間になります。

我が家では、コンパクトベビーカーをそのまましまったり、ストライダーをS字フックでぶら下げて収納したり、傘立てを中に入れたりしています。

また、外用のボールやストライダーで使うグッズもかごに入れて収納しています。

傘は人数分だけにする

傘って、気がつくと本数が増えている…なんてことはないでしょうか? モノを大切に使うという観点から、傘は一人につき一本というルールを設けています。本数が少なくなるだけでも、ぐっとスッキリするんですよ。

シューケアグッズを準備しておく

シューケアグッズもすぐに取り出せるように、シューズクロークに入れてあります。ケースに入れて立てる収納にし、使う時に引き出すようにするとスッキリするのでオススメです。

おしゃれなほうき&ちりとりでやる気アップ

こまめに玄関掃除をするために、ほうきとちりとりは出しっぱなしにしています。

出しっぱなしでも気にならない、おしゃれなモノにしました。モチベーションアップにも繋がり、朝のほうき掛けが楽しくなりました♪

たたきの上に靴は置かない

玄関のたたきの上に靴が何足も置かれているだけで、とても乱雑なイメージになってしまいます。

せっかく片付けてスッキリとした空間にしたら、たたきの上には基本的に靴を置かないような習慣にしてみてはどうでしょうか? 帰ってきて玄関のドアを開けた時に、とても気持ちの良い空間になるはずです。

* * *

玄関は、風水的にも気が出入りする大切な空間だと聞きます。ごちゃごちゃしていてどんよりとした空間よりも、片付いてスッキリとした空間のほうが、良い気が入ってくる気がしませんか? ぜひ試してみてください。

教えてくれたひと

ゆりんご(yuringo)

住まいるLAB.代表

1987年生まれ。岩見沢市出身、札幌市在住。1男1女の母。フリーランスの不動産屋、整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリストとして活動中。収納プランニングや執筆、セミナーを行いながら、片付く理想の住まいづくりを提案している。宅地建物取引士。

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