片付けでラクする住まいのヒント集

衣替えもして一石二鳥! 服の整理から始めるお片付け

こんにちは、ゆりんごです。過去最大級の10連休、お子さんと一緒に遊び倒したママパパも多いのではないでしょうか。お出かけが多いと、おうちの中は散らかりがち。連休明けは洗濯機フル回転! なんてご家庭も多かったかもしれませんね。

「片付けたいけど、何から始めたらよいかわからない」という人は、要る・要らない(着る・着ない)の判断がしやすく、なかなかボリュームも多い「服の整理」から始めてみませんか?

北海道はそろそろ暖かい時期に突入するので、ついでに衣替えもして一石二鳥の作戦です!

クローゼットから全出し。1人分ずつでもOK!

まずは整理の基本、「全出し」の作業です。(一気に家族全員分取り掛かるのではなく、1人分ずつでもOKです)

クローゼットの中から洋服を全て出してみましょう。全て出したら、タンクトップ・半袖シャツ・ロングTシャツ・シャツ……などとアイテム別に仕分けていきます。

この機会にシーズンオフのモノやサイズアウトしたモノも分けておき、別の場所へ移動させたり、譲ったり処分したりすることをオススメします!

かける収納がラク!

洗濯して、干して、畳んで、しまって……。服の収納はただでさえ工程が多く、家族の人数が多ければ多いほど、この手間は倍増します。

そこでオススメなのが「かける収納」。洗濯して、干して、そのまましまって、で完了です! 手間と時間がかかってしまう畳む作業を省力化することで一気にラクになります。収納スペースと相談しながら、畳まなくてもよいものはそのままかけてしまいましょう。

この場合、ハンガーを揃えると統一感が出て、見た目もすっきりします。すべらないハンガーを使用すると、ニットやキャミソールに跡が付いたりずり落ちたりしないので便利ですよ。

また、アイテムごとにクリップなどで仕切っておくと、しまう時にわかりやすいです。

我が家では可愛くないですが(笑)、今のところ洗濯バサミで仕切っています。

我が家では可愛くないですが(笑)、今のところ洗濯バサミで仕切っています

シーズンオフの洋服はボックスに入れて

シーズンオフの洋服は、ボックスに入れて収納する方法がオススメ。ふた付きのボックスだとホコリよけにもなって便利です。我が家ではセリアの「Plenty Box(プレンティボックス)」を使っています。

中に何が入っているのか一目でわかるように、ラベリングは欠かせません。シーズンごとに入れ替えるので、ボックスの前面と後ろ面とで「Spring&Summer」と「Autumn&Winter」などとラベルを変えておくと、しまう時に前後を入れ替えるだけで同じ箱を使い回せますよ。

100円ショップのボックスを活用

引き出しをそのまま使うと、中で服が動いてしまい、ごちゃごちゃする原因になってしまいます。そこでオススメなのが100円ショップの収納ボックス。

特に子ども服は畳むと小さくなるモノが多いので、仕切りのように使えて便利です。

我が家では同じ引き出しの中でズボンと靴下に分けています

我が家では同じ引き出しの中でズボンと靴下に分けています

幼稚園や保育園で毎日使うハンカチ・敷物・おしぼり、エプロンなども、ひとまとめにしてボックスにしまっています。

どこに何があるか一目でわかるので、持ち物の準備もラクになりました。

また、どうしても靴下の片方が行方不明になってしまうことがあるので、「かたっぽちゃん専用ボックス」というのも作りました。

その結果、ここにあるモノは最初から「揃っていない」という認識なので、片方しかない靴下を探すというムダな作業がなくなりました! 相方が見つかり次第引き出しにしまうようにしていますが、揃った時はまるで神経衰弱のような楽しさがあります(笑)。

*  *  *

子ども服は特に、もらったりサイズアウトしたりと増減が多いアイテムです。シーズンごとや数ヶ月ごとなど、定期的にモノの見直しをすることで、毎日の服の片付けがとってもラクになります!

もし、畳む作業に毎日数十分時間がかかっているような場合は、「かける収納」を取り入れることでその時間だけでも自分の時間にまわすこともできます。ぜひ試してみてくださいね^^

教えてくれたひと

ゆりんご(yuringo)

住まいるLAB.代表

1987年生まれ。岩見沢市出身、札幌市在住。1男1女の母。フリーランスの不動産屋、整理収納アドバイザー/住宅収納スペシャリストとして活動中。収納プランニングや執筆、セミナーを行いながら、片付く理想の住まいづくりを提案している。宅地建物取引士。

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