プロ家庭教師による「10歳までのおうち勉強法」待望の書籍化
成績がぐんぐんあがる、子どもとのかかわり方・勉強の教え方をアドバイス
10歳までの子どもを持つお母さんに向けた書籍「勉強に自己肯定感は必要ない お母さんのための子どもとのかかわり方アドバイス」が3月22日、西日本出版社から発売されました。
筆者は、毎月第1金曜日に北海道新聞で「ゆきりん先生の親子でおうち学習」を連載する胆振管内在住のプロ家庭教師、本多ゆきえさん。週数回指導する家庭教師だけじゃなく、毎日接する家族の協力があれば、子どもの成績は上がるはず―28年のキャリアで磨いた視点と技術は、いい親子関係のヒントにもなっています。
ほんだ・ゆきえ/北海道在住。家庭教師歴28年。3歳から大学受験まで、算国英理社と全科目を担当。家庭教師の経験から成績をあげるにはお母さんの力が欠かせないと気づき、2016年からママ向け講演活動を開始。2018年SNSを使った家庭学習支援『ぱんだちゃんのおうち学校』を開講。全国に広がる会員親子をサポート、受験の神様として絶大な信頼を獲得している。
例えば、読書感想文に「悲しかった」としか書けない子どもには、「どこが悲しかった?」「自分のことじゃないのに、どうして?」と働きかけ、思いを引き出してほしいと提案します。理由は「子どもの感性」と「文章で伝える能力」は必ずしも一致しないから。大人が本意を尋ね、感動を伝える言葉探しをサポートし、書く練習を積むことが大切です。
発達障害やグレーゾーンの生徒もいます。本人は頑張っているのに「どうせできないんだから」と学びの機会を奪うのではなく、マイペースでできる「おうち学習」が威力を発揮するといいます。
やってみたものの、イライラして?ってしまい「子どもの自己肯定感が低くなるのでは」と不安になったら? 一生懸命やらない時は叱ってもいいけど、その結果が悪くても叱らないのがコツ。頑張りが評価されれば大丈夫、というのがゆきりん先生の考え方です。
育児に悩み、親自身が自己肯定感の低さを感じている家庭もあります。悩みを解消するのは、それを強みに変える発想。たとえ自己肯定感が低くても、自分は「子ども思いの慎重なお母さん」だと思ってほしいと先生は言います。そう、子育てだって自己肯定感の強弱は関係ありません。百の家庭があれば、親子関係も百通り。大事なのは「うちのやり方」を見つけることなのです。
書籍情報
「勉強に自己肯定感は必要ない
お母さんのための子どもとのかかわり方アドバイス」
著者 :本多ゆきえ
出版社 :西日本出版社
定価 :1,650円(税込)
発行年月日:2021年3月22日
判型 :四六判並製 214ページ
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