キャラベニスト・くぼたかおりのしあわせごはん

バレンタインデーに♡ ガトーショコラの作り方

1月も後半に入ると女の子たちはソワソワ…。そう、2月14日のバレンタインデーを控えて落ち着かない日々が始まるのです。

近頃は手作りがトレンドだけに、お菓子づくりに慣れていない人たちは、ネット情報をフル活用して悪戦苦闘。失敗を乗り越えて生み出された愛すべき成功作品が、無事大切な人へと届けられることを祈るばかりです。

さて、そんなシーンでも期待以上に活躍してくれるのが「キャラフード」。ワンポイントに加えるだけで、手作り感とオリジナリティがアップして、印象が高まること間違いなしです。

今回は、バレンタインにぴったりのガトーショコラで、みんなのハートをキュンキュンさせちゃいますよ!

材料(21cm丸型1台分)

クーベルチュール・チョコレート
200g
無塩バター
150g
卵黄
4個分
上白糖
50g
薄力粉
25g
純ココア
25g
卵白
4個分
グラニュー糖
30g
デコレーション材料
プラチョコ
適量
粉糖
適量
イチゴ、ブルーベリー
適量
※ビターの板チョコでも可

作り方

  • ボウルにバターとチョコレートを入れて、鍋にお湯を張って火をかけたまま湯煎。最初は弱火で、6〜7割溶けてきたら火を止めて余熱でしっかり溶かす。
  • あらかじめ室温に戻しておいた卵を卵黄と卵白に分け、卵黄に上白糖を混ぜる。
  • 次に砂糖を入れない状態で卵白を8割程度泡立て、グラニュー糖を加えてさらに泡立てる。

    ◎8割の目安は「スジがつくくらい」

  • 溶かしたチョコの粗熱が取れたら、②の卵黄を投入し、ホイッパーでよく混ぜる(メレンゲを1~2すくい入れておくと、粉が混ざりやすくなる)。
  • ここにココアと薄力粉をふるい(なければザルでもOK)にかけて、ヘラでさっくり混ぜていく。
  • 次にメレンゲを2、3回に分けて入れる。混ぜすぎると気泡がつぶれ、焼き上げ時に高さが出ないため、ボウルを回しながら手早くムラなく混ぜるのが大事!

    ◎メレンゲ投入前に 再度ホイッパーをかけてあげると、より良い仕上がりに。ボウルは左へ、ヘラは右へ回しながら

  • 丸型に⑥の生地を移し、ゆすって平らにならす。オーブンはあらかじめ温度を上げておくこと。170度で10分焼き、160度に下げてから25〜30分焼きます。

    ◎型のサイドと底にクッキングシートを敷いておく
    ◎電気オーブンの場合は扉を開けると温度が下がるので200度以上に予熱しておくのがコツ。

  • 細工用のチョコ「プラチョコ」でくまを成形する。顔型は横長の扁平に、鼻の位置は目と並行にすると可愛いバランスに。

    ◎耳はパスタで固定。目やほっぺの色付けは色粉で。チョコペンで書いてもOK

  • 表面に粉糖をかける。
  • イチゴは切ると水分が出てガトーショコラの風味を損ねるので、切らずにそのまま載せ、ブルーベリーを散らす。

    ◎型抜きを使ってイチゴをハート型にすると、よりバレンタイン仕様に♡(生地に触れないように置くこと)

  • ⑧のくまを置いたら、バランスを見ながらブルーベリーを追加し仕上げる。

コツ・ポイント

  • 卵黄には常温でも溶けやすい上白糖を、 卵白には軽い口当たりになるグラニュー糖を使い分けましょう。
  • 焼き上がって熱が取れたらデコレーションするまで厳重に ラップしておく(チョコレートは周囲の匂いを吸収しやすいため)。 冷蔵保存していても、室温に戻してから食べるとより美味しいです。

監修 くぼたかおり

お弁当学マスター認定講師
(一般社団法人日本キャラベニスト協会)

お弁当やスイーツなどのキャラフードを投稿しているインスタグラムはフォロワー数5万人を超える。ファッション・音楽・アニメ・フードなどの“日本のポップカルチャー”を世界に向けて発信するプロジェクト「もしもしにっぽん」で、2017年よりレシピの連載開始。今注目のキャラベニストとしてファンが急増中。

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