• 2019/07/26

    ④おやつの時間 不足しやすい栄養素補う<働くママごはん>

    4月からスタートした、北海道新聞朝刊「くらし(子育て)面」の連載コラム。筆者は、空知管内栗山町の料理研究家、井澤綾華さん。毎月第4金曜日に、「働くママごはん」と題して食育への思いをつづっています。

     
     娘は私に似たのか、ぽっちゃりしていて、ご飯もおやつもモリモリ食べます。ただ、まだ食べたり食べなかったりする「食べムラ」がある日も。ご飯を食べないと、最初のころは保育園のおやつの時間まで機嫌が悪くならないか、心配になりました。今となっては食べないのも食べるのも気分の問題で、食べないとおなかがすくということを次第に分かってくるだろうと割り切って対応しています。

     おやつと言えば、大人は甘いお菓子を思い浮かべがちですが、子どもにとってのおやつの時間は大切な「栄養補給」の時間です。1歳4カ月の娘は3食の食事ではまだ必要な栄養素を摂取しきれないことから、不足しやすい栄養素を補えるような「補食」としておやつを活用しています。

     例えば、カルシウムを補うためにきな粉をまぶしたマカロニやヨーグルトを、鉄分を補うために小松菜やホウレンソウを入れた蒸しパンや、のりが付いた小さいおにぎりを作ってあげています。ゆでたトウモロコシや、焼き芋もミネラルや食物繊維を補給できます。

     蒸しパンはたくさん作って冷凍も可能ですし、炊飯器にお米が残っていればおにぎりはすぐにできます。忙しい時は市販のおやつに頼ることもありますが、その一口が子どもの体をつくっていると思うと、作ってあげたくなってしまうのです。家族の農作業中の休憩時間に合わせておやつを作り、お外でおやつタイムが、最近のプチぜいたくな時間です。

    写真提供/井澤綾華さん

     PROFILE

    井澤綾華(いざわ・あやか)
    管理栄養士。天使大(札幌)を卒業後、2016年に空知管内栗山町地域おこし協力隊員に。17年、町内で農家を営む孝宏さんと結婚、18年に長女乃々華ちゃんが誕生。19年に育児休業から仕事復帰した。フェイスブックで野菜のレシピなどを発信中。札幌市出身。26歳。

    【Facebook】 https://www.facebook.com/izawa.aaa
    【Instagram】www.instagram.com/izawa_farm/

     BACK NUMBER

    <1> 仕事復帰の春 「おいしい」楽しく教える
    <2> 赤ちゃんをキッチンへ! 生きる知恵 こまめに伝承
    <3> 「好き」を増やす 「嫌い」自覚させない工夫を


    \北海道新聞朝刊「くらし(子育て)面」で連載中(毎月第4金曜日)/

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