• #2|液体窒素でアイスづくり!? 食品の鮮度を長く保つには

    2021/03/08
    PR / 株式会社キットブルー
    後志管内・神恵内村では、再生可能エネルギーや最新技術のIoTを活用した「ウニの陸上養殖」などサステナブル(持続可能)な漁業に取り組んでいます。今回は、「再生可能エネルギーを活用した漁業振興事業」による食品の鮮度保持技術を学ぶオンライン出前講座(2月7日開催)の様子をご紹介します。

    空気の中に含まれる窒素の不思議

    神恵内村の特産物である「ウニ」。生のウニは消費期限が殻を剥いてから5日間と短いため、フレッシュな状態を長く、美味しく保つ技術の確立が課題です。鮮度を長く保つことができると、遠くの場所まで運べるので販売の機会が広がります。

    そこで神恵内村では、急速冷凍技術でウニの鮮度を保つ実証実験を民間企業と共同で進めています。

    急速冷凍技術には、液体窒素を使います。窒素は空気の中に78%含まれていて、空気を冷やすことで液体として取り出すことができる気体です。液体になった窒素は−196度と低温で、食品を短時間で冷凍できるだけでなく、解凍後の食感や味が落ちるのを防ぐ効果があることも実験で分かってきました。

    (株)キットブルーが主催する「オンライン出前講座」2回目は、村内の小・中学生を対象に液体窒素の不思議について学びました。講師には神奈川県に本社がある日本エア・リキード合同会社の陳天燕さんを招き、オンラインで「液体窒素を使ってアイスづくりに挑戦!食品の鮮度保持技術を学ぼう!」と題して実施されました。

    10分で完成! 急速冷凍技術でアイスづくりに挑戦

    講座の初めに陳先生が、窒素は身近な物質で「クリーンな資源」であることを解説。スーパーやコンビニエンスストアで販売されているアイス商品の一部は液体窒素を使って製造されていることや、気体の窒素はポテトチップスの袋に入れると酸化防止の役割を果たすことなどが紹介されました。

    次に液体窒素がどのくらい冷たい液体であるかを体験。子どもたちは身近にあるゴムボールや風船、バラが一瞬で凍る様子を観察しました。

    また、液体窒素を使ってアイスづくりにも挑戦しました。牛乳、生クリーム、卵、砂糖を混ぜ合わせ液体窒素を入れてさらに混ぜると、あっという間にアイスが完成!!身近で新しい液体窒素の不思議と、鮮度保持技術について学びました。

    液体窒素を用いたウニの鮮度保持技術は、現在も研究が続けられています。実用化まではもう少し時間がかかりますが、鮮度を長く・美味しく保つ技術が完成すれば、世界中の人たちが神恵内村の新鮮な海産物を楽しむことができるようになるかもしれません。(「#3」に続く…)

    【関連記事】
    #1|道内一小さな漁村・神恵内村でサステナブルな漁業を学ぶ!
    #3|驚きがいっぱい!ウニの不思議から未来の漁業まで

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    ◉問い合わせ先:株式会社キットブルー TEL.0135-76-5555(受付時間:平日9:00〜17:00/土日祝休み)


    文/長谷川みちる 写真提供/神恵内村・株式会社キットブルー

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