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  • #1|道内一小さな漁村・神恵内村でサステナブルな漁業を学ぶ!

    2021/03/04
    PR / 株式会社キットブルー
    北海道で一番小さな漁村、神恵内村。人口約800人の村で今、サステナブル(持続可能)な漁業の実証実験が行われています。今回は「再生可能エネルギーを活用した漁業振興事業」によるオンライン出前講座について、3回にわたってお届けします。

    海を取り巻く環境問題をやさしく解説

    漁業の町・神恵内村では、海の環境と村の産業を守り育てるため、太陽や風力など自然の力を生かしたエネルギー(再生可能エネルギー)とIoT(Internet of Thing:モノのインターネット)を活用した「陸上養殖」の実証実験に取り組んでいます。

    IoTは私たちの日常生活でも活用されています。例えば、外出先からの照明を点けたり、遠く離れた高齢者を見守るカメラシステムをご存じの方も多いはず。同村では2018年度からこのような最先端の技術を使って、持続可能な漁村まちづくりを進めています。

    また、神恵内村・泊村・岩内町で設立した地域商社(株)キットブルーでは、海の環境問題、地域の活動などを広く伝える出前講座を開催しています。2020年度は3講座を実施し、オンラインでの体験型学習を行いました。

    サケやアワビ、ナマコ、ホッケなど、さまざまな種類の魚介類が水揚げされる神恵内村。中でも「ウニ」は村の代表的な海産物です。今回の出前講座はこのウニが教材。初回(1月31日開催)は村内の小中学生を対象に、第1講座を「ウニの解剖実験から知る、自然エネルギーを活用した陸上養殖とは」、第2講座を「最先端技術を使って、ウニの陸上養殖についてチャレンジしてみよう!」と題して開催しました。

    ウニが教材!?未来の漁業を体験

    第1講座は(株)沿海調査エンジニアリング代表取締役の大塚英治さんが講師となり、再生可能エネルギーについて解説。そして、海水温の上昇などでウニの餌となる昆布が減少する「磯焼け」が進んでいること、その対策として村では藻場の再生や自然環境に影響を受けない陸上養殖に取り組んでいることを紹介しました。

    また、養殖に必要な再生可能エネルギーの種類や、ウニの餌に規格外の白菜を活用していることなどサステナブルな漁業のあり方について学習。最後に、普段は殻から剥かれた状態を見ることがほとんどのウニ(キタムラサキウニ・エゾバフンウニ)を参加者が自ら専用の道具を使って割り、ウニの生態や特徴について学びました。

    第2講座は富士通(株)馬場隆宏さんを講師に迎え東京と神恵内村をオンラインでつなぎ、陸上養殖の様子を中継で見学。講師の馬場先生より、陸上養殖管理システムFishtech(フィッシュテック)の仕組みについて教えてもらいました。

    Fishtechは水槽の中で育てているウニをIoT技術を使って遠隔から観測したり、データ管理できるシステム。この日は会場から離れた養殖場にいるウニをカメラで観察し、与えた餌の数量を子どもたちがスマートフォンを使って入力するなど、最先端の技術に触れながら未来の漁業の姿を体験しました。(「#2」に続く…)

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    ◉問い合わせ先:株式会社キットブルー TEL.0135-76-5555(受付時間:平日9:00〜17:00/土日祝休み)


    文/長谷川みちる 写真提供/神恵内村・株式会社キットブルー