季節を感じながら、豊かな言葉と感性を。夏をテーマにした“しかけ絵本”が新発売

楽しみながら年中行事や言葉を覚えられるしかけ絵本「ことばをおぼえよう なつなあに」(作:わだことみ/絵:冬野いちこ)が、児童書出版社の岩崎書店から発売されました。

ページをめくるごとに、夏を感じるしかけが登場

「ことばをおぼえよう なつなあに」は、6、7、8月を代表する食べ物や景色、行事など、季節ならではの物事がたくさん描かれているしかけ絵本。ページをめくると、夏らしい風景にまあるい穴が開いていて、そこからいろいろな絵がちらっと見えます。さらに縦にめくると、穴から見えていた絵の全体像が分かり、楽しい夏の一場面が広がります。「穴から見えるのなーんだ?」と、当てっこしながら、横に、縦にめくって楽しい一冊です。

《 横にめくって… 》

夏といえば、何が出てくるかな?

夏といえば、何が出てくるかな?

《 縦にめくって… 》

穴から見えるのは何かな?

穴から見えるのは何かな?

《 すべてめくると 》

夏の風景が現れ、それぞれに名前があります。

夏の風景が現れ、それぞれに名前があります。

ページごとに、海水浴や雨降りの日、七夕、お祭りの縁日など夏らしいシーンが次々と現れ、季節の食べ物や動植物、虫などがたくさん登場。それらを一つひとつ指さしながら言葉にして伝えることで、赤ちゃんは季節の風物、年中行事に親しみながら言葉を覚えることができます。また、乳幼児期から季節を感じて暮らすことで、四季の変化を認識できるようになり、豊かな感性が育まれます。

実際にお散歩や夏のイベントなどに出かけた時に、絵本で見た風景に出会うと、実体験としても記憶に残るはず。そんな楽しくてためになるしかけ絵本、夏のおうち時間にもおすすめです。

文/菅谷環

『ことばをおぼえよう なつなあに』

作:わだことみ
絵:冬野いちこ
発行:株式会社岩崎書店
定価:935円(税込)
発行年月日:2021年5月31日
ISBN:978-4-265-83097-8
判型:A5変・12ページ
https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b571076.html

この記事に関連するタグ

Ranking

  • すべて
  • 子育て・教育
2024
4/20
SAT

Area

北海道外

その他