• #35|父親の関わり 仕事の話、子の視野広げる


    「ゆきりん先⽣の親⼦でおうち学習」
    北海道新聞朝刊「⼦育て⾯」で毎⽉第1⾦曜⽇に連載中のコラム。北海道安平町の家庭教師、本多抽紀江さんがおうちでの効率的な学習⽅法についてお届けしています。


    男女平等と言われながらも、家庭で子どもの教育やしつけを担うのは母親が多いとされています。では父親は、どのように教育に関わっていくとよいでしょうか。まずは、母親のサポートだと思います。

    子どもたちの日常に向き合っている母親の話を、しっかりと聞いてください。問題や悩みを共有することで、母親は自信を持って頑張れます。「大変だったね」「いつもありがとう」という言葉だけでも心が軽くなります。

    また、子どもにとって母親は絶対的な影響力を持つ場合が多いです。強すぎる母子関係の緩衝剤的な役割を、父親が果たすのも大切です。「今どんな勉強をしてるの?」「何か困ってることはないかな?」と関心をもち、お子さんに声をかけてください。何か困ったら父親にも相談できるという状況は、子どもにとっても大きな安心になります。

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    そして一番のおすすめは、自分がどんな仕事をしているかを子どもに話すことです。子どもの視野は思ったよりも狭いです。自分の見ている世界だけで将来の夢を語る小学生の多さが、それを物語っています。

    自分がどんな仕事をしているか話すことで、子どもは父親を通じて社会を見られます。子どもの年齢に応じて、分かる範囲で話してみてください。もちろん、これは働いている母親に試してほしい取り組みでもあります。大切なのは「相手を認めた上で、自分の言葉で自分についても語ること」です。

    子どもたちは、そうした親子の会話を通しても、社会のルールや自分の役割を見つけて学んでいきます。「こんなことは話してもしょうがない」と思わず、いろいろな話をして、コミュニケーションを深めていってほしいです。

    本多抽紀江

    本多抽紀江(家庭教師)

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    家庭教師歴約30年。SNSを使った家庭学習支援「ぱんだちゃんのおうち学校」の校長も務める。著書に「勉強に自己肯定感は必要ない」(西日本出版社)がある。北海道を拠点に、関西、関東で活躍中。胆振管内安平町在住、2児のママ。

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