• いつでも気軽に子ども預けて 遠軽の母親3人、保育施設開設

    預かった柄沢凜ちゃんの食事の様子を見守る牧島真由美さん(右)、中川尚恵さん(右から2人目)、久保田絵里さん
    【遠軽】「子育て中の親がいつでも気軽に子どもを預けられる場を」と、町内の母親3人が認可外保育施設「キッズルームFlower(フラワー)」を大通南2につくった。3時間や1週間に1回といった短時間・単発で利用でき、夜間の希望にも対応する。利用者からは「今までは遠方の祖父母に預けるしかなかったので、ここができて助かった」といった声が上がっている。

    「りんちゃん、トンネルに入ろうか! 上手だね、何でもできるんだね」。柄沢凜ちゃん(1)に笑顔で声をかけながら、Flower代表の牧島真由美さん(40)が一緒に遊んでいる。この日、凜ちゃんの母千尋さん(44)は夜の会議に出席するため、午後4時半から約2時間、夕食付きの託児を利用した。

    夕食のメニューはサケとアスパラのまぜご飯、カボチャの甘煮、みそ汁。管理栄養士の中川尚恵さん(46)が、旬の食べ物を子どもの年齢に合わせて調理している。

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    短時間、単発の利用可能 「友達とランチ」もOK

    Flowerは、元幼稚園教諭で保育士資格を持つ牧島さんと久保田絵里さん(34)、中川さんの3人が一軒家を借りて4月に開設した。町内の幼稚園で働いていた牧島さんが「町内には、短時間だけ預けたい親のニーズに応える場がない」ともどかしさを感じ、「ないなら自分でつくろう」と決意。友人の久保田さんと中川さんも賛同した。

    施設の名前には「親も子も、一つとして同じ花はない」との気持ちを込めた。久保田さんは「子育ては何が正解か分からず悩むけれど、『何でもあり。みんな違っていい』を共有できる場にしたい」と話す。

    子どもを預ける理由も問わない。「30分でいいから1人になりたい」「友達とランチに行きたい」といった理由も大歓迎だ。牧島さんは自身の子育て経験から「親の心が満たされてこそ、子どもとの時間を大切にできる」と感じたという。

    凜ちゃんを迎えに来た千尋さんは「娘は自然体で過ごせて、私は仕事の幅を広げられる。親にも子にもありがたい場所」と感謝する。

    利用時間の基本は平日午前7時半~午後6時半。希望があれば夜間や土日祝日も対応し、朝昼夕の食事も提供する。預かるのは生後2カ月~小学校低学年で、高学年は要相談。

    利用料などの問い合わせは(電)070-8945-1702へ。

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