連載コラム「井澤綾華の働くママごはん」第23回
オンラインの力 食交流の場、広がる可能性
クラブハウスという新しいSNSを使い始めました。全国、全世界の人と携帯電話を介してリアルタイムにお話しすることができます。話したい、もしくは聞きたい題名の部屋に入ることで、その部屋の中にいる人たちと交流ができるのです。人と会って話す機会が少ない昨今、おしゃべり好きな私は情報交換ツールとして使っています。
農家で集まるグループもあり、昨年のはじめに世界の消費の形ががらりと変わったことで悩んでいる生の声も聞こえます。私自身、野菜の直接販売でPRする場も安易に設けることができなくなり、試行錯誤をしています。
1月末に玉ネギをメインに使ったオンラインの料理教室を開催したところ、満員御礼で評判がよく、楽しい会となりました。本年度の玉ネギは売り切れてしまいましたが、料理教室後に秋に収穫できる玉ネギの予約を多くいただきました。
農地に人を招待した農業体験や料理教室を行いたいと思ってはいたものの、わが子が小さく安全面に自信がなかったので、オンラインで活動できることに可能性を感じています。小さなお子様がいる家庭にとっても、オンライン料理教室は新しい食交流の場になると感じています。
これからはよりネット、オンラインの力を活用した工夫や挑戦が必要になります。やり方によっては、顔を見せながらオンラインで温かな交流をすることもできるので、畑や農村の暮らしも交えた料理教室を月に一度ほど開催してみようかと構想しています。
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