• 手提げ袋や上靴袋、スモック…入園グッズ準備どうする?

    スモックなどのサンプルが置かれたカナリヤ本店(札幌市中央区)の入園準備コーナー
    乳幼児を4月から保育施設へ預ける前に、入園後に必要となる荷物を入れる手提げ袋やスモックなどを準備する必要があります。施設によってサイズなど細かな指定があり、既製品を適用することができないことが多く、保護者らによる手作りが中心となります。手芸店では、手作り用の生地や道具の販売に加え、グッズ製作も受け付けています。

    サイズなど園が指定でも「必ずしも自家製求めない」

    「大規模総合スーパーやショッピングモールで探したけれど、目的の大きさのバッグは見当たらなかった」。幼稚園児がいる旭川の主婦(35)は、昨年の経験を振り返りました。「目的の大きさ」とは、幼稚園が指定したサイズのことです。

    幼稚園や保育所など保育施設では、入園が決定すると、制服や上靴などを園児のサイズに合わせて一斉発注することが多数です。施設によっては、上靴袋や、絵本や着替えを入れるような袋を、各自で準備する必要があります。さらに、スモックなど着衣を各自で調達しなければならない施設もあります。

    多くの保育施設が「棚などの大きさに合わせて、入園児の保護者には毎年同じサイズの袋の準備をお願いしている」と説明しています。一方で、旭川市内の幼稚園園長は「かつて『親がつくるもの』という見方もあったが、幼稚園でも両親共働きということが少なくなく、必ずしも自家製を求めるわけではない」と明かしてくれました。

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    手芸店特設コーナーで材料販売、製作サービスも人気

    札幌市中央区のカナリヤ本店1階には「入園準備コーナー」が設けられ、各種袋・バッグやスモック用などの生地が並んでいます。コーナーを担当する丸山志織さんは「昨年のマスク不足の際に布マスクを自作するためにミシンを購入した方が、入園準備にも生かそうとするケースもあるようです」と分析しています。

    同コーナーでは入園グッズ製作も受け付けています。生地など材料を店内で購入することが条件で、規定サイズのオーダーはスモック2640円、絵本バッグ1760円などとなっています。サイズ変更には追加料金が必要です。「発注からお渡しまで現在は1週間ですが、2月に入ると延びる。注文が3月だと入園に間に合わなくなる」ということです。

    手芸用品製造大手のクロバー(大阪)は、自社ウェブサイト内に「入園入学グッズ作り」(https://clover.co.jp/nyuen/index.html)を開設し、着替えや大型絵本が入るバッグなどの作り方の解説を掲載しています。また、同社サイト内とユーチューブに解説動画も上げています。加えて、今月中にも新たに2種類の生地を使ったバッグと袋の製作動画を上げる予定です。

    クロバーが製作したバッグづくり動画の一場面

    同社の広報担当者は「布マスクに始まった手作りの流れが入園グッズ作りにもつながると考えている」と話しています。(編集委員 弓場敬夫)

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