• おもちゃ選び、年齢に応じて 1歳未満は安全性重視/4~6歳カードゲームも

    自分の子どもにはどんなおもちゃが向いているんだろう―。そんな悩みを持つ親は少なくありませんが、「おもちゃコンサルタントマスター」で札幌市在住の菊地三奈さんによると、就学前の乳幼児は年齢に合ったおもちゃ選びのポイントがあるといいます。身近な材料を使って親子でおもちゃを手作りするのもお勧めです。

    身近な材料で手作り「親子でわくわく感」

    おもちゃコンサルタントマスターは、認定NPO法人芸術と遊び創造協会(東京)が認める資格。菊地さんは「子どもの五感を刺激して体や心の成長を促すことができ、将来的なコミュニケーションや問題解決の能力向上にもつながっていく」とおもちゃ遊びの大切さを強調します。

    菊地三奈さん
    菊地三奈さん

    年齢別のおもちゃ選びの目安としては、1歳未満は特に素材や形状の安全性を重視して、木製のガラガラや車、または放ったり、くしゃくしゃにしたりと用途の多い薄手の布などが向いているといいます。

    1~2歳は手指や体の動きが楽しくなるので、穴や輪にひもを通したり、物を引っ張ったり、トントンとたたいたりする遊び。3歳になると組み立てて一つの物を作る積み木やパズルなどに興味を持ちます。

    子どもの遊びにずっと付き合うのは、家事や他のきょうだいの世話があって大変という親の声に、菊地さんは「遊び始めと、子どもが親に見てほしいというサインを出したときの2回がとても大事で、あとは見守っていて大丈夫」とアドバイスします。

    4~6歳は、より複雑な積み木やパズルなどのほか「ぜひ、簡単な言葉や数字を使うカードゲームに挑戦してほしい」と菊地さん。「子どもにとって遊び方のルールに従って友達と関わる新たな体験。カードゲームの種類によって自分の得意、不得意分野を知り、相手を認めたり、協力したりする楽しさに気づいていく」といいます。

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    手作りおもちゃの魅力について、菊地さんは「身の回りでおなじみの素材が、面白い物に変身するわくわく感を親子で感じられる」と説明。芸術と遊び創造協会が運営する東京おもちゃ美術館のホームページ(HP)にも情報発信しています。

    「3分でわかる おうち遊びシリーズ」のコーナー(http://goodus.jp/series/1/1669)に《1》新聞紙を丸めてビニールテープを巻いて食べ物を作る「新聞紙でおままごと」《2》紙にペットボトルのふたなどを貼ってビー玉を移動させる「けん玉迷路」《3》紙コップを逆さにして、木に見立てた割り箸を刺し、紙で作った輪を投げる「森のわなげ」の動画3本を紹介しています。

    《新聞紙でおままごと》
    新聞紙でおままごと
    http://goodus.jp/detail/1/00051

    《けん玉迷路》
    けん玉迷路
    http://goodus.jp/detail/1/00097

    《森のわなげ》
    森のわなげ
    http://goodus.jp/detail/1/000100

    菊地さんは電子ゲームやスマホでの遊びについては「まったく利用しないのは難しいかもしれないが、子どもはゲーム画面に夢中になり、お母さんは安心して子どもの姿を見なくなる。子どもが幼い間は、おもちゃ遊びを介して親子で向き合いながら信頼関係を築いてほしい」としています。

    取材・文/安宅秀之(北海道新聞編集委員)

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