• 双子持つママ特有の悩み共有 函館の専門子育てサロンが人気

    双子が対象の子育てサロンで遊ぶ子どもたち
    【函館】函館で唯一、双生児を対象にする子育てサロン「双子サークル」(函館亀田港保育園内、亀田港町52)が、双子を持つ函館の母親たちに人気となっている。子どもを同時に2人出産した時の喜びは大きいが、2人分の子育てへの不安も多い。そんな悩みを共有でき、支え合える場所として、“双子ちゃんママ”たちの心のよりどころとなっている。

    出産前から支え合う場

    5日には計6組の双子が同サークルを訪れた。市内美原の主婦、菅原佳(このみ)さん(39)は8月で2歳になる二卵性の双子の男児と、生後1カ月の三男を育てている。サークルには昨年8月ごろから通い始めた。菅原さんは「2人同時に世話をしないといけなかったので、母の助けを借りないと外出できなかった。双子の事情を良く知る職員がいるので通いやすく、もっと早く来ていればよかった」と、元気よく園内を走り回る息子たちを目で追う。

    双子サークルは函館亀田港保育園の自主サークルとして2016年4月に設立された。同保育園に勤める職員2人がそれぞれ双子を出産したことがきっかけだった。母親にとって双子のような多胎児を生む時は、単胎児とはさまざまな点で事情が違うことから立ち上げた。

    サークルは毎月第1金曜日が0~1歳児、第2金曜日が2歳以上の双子がいる家庭が対象で、いずれも午前9時~正午に開かれる。双子の面倒を見るのに慣れた指導員2人が親子をサポートしており、昨年度は延べ44組の利用があった。

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    サークルは、保護者同士の情報交換の場にもなっている。

    出産前からサークルを見学に来ていたという一卵性の双子の女児を育てる女性は「双子は出産のリスクが単胎児より大きいと聞かされ不安だったが、双子を育てる他のお母さんたちの姿を見て、話も聞き、安心した」と語る。出産後は、サークルの母親同士で「ベビーカーはどうしているの」などと語り合い、双子専用のベビーカーを譲り合うこともあるといい、「相談できる人がいるだけで心強い」と言う。

    指導員の渋谷幸恵さん(39)は「できれば妊娠中にでもサークルを一度見に来てほしい。出産後の子育てのイメージがつけば、安心して出産できるのでは」と話していた。(田中華蓮)

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