• 【0カ月からの育児塾】赤ちゃんも嫌、汚れたおむつ

    こまめに交換、体調を観察

    今回はおむつ替えのコツとお尻のケアについて紹介します。

    赤ちゃんは、おしっこやうんちをためておくことが、まだできません。少しずつするので、おむつ替えは一日に10回以上。北海道助産師会会長の高室典子さん(札幌)は「頻繁なおむつ替えは大変だけれど、赤ちゃんだって汚れたおむつは嫌いです。赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、こまめなおむつ交換を心掛けましょう」と話します。

    おむつ替え準備する物

    準備する物は新しいおむつとお尻拭きです。あらかじめ一つにまとめておくと=図=、スムーズにおむつ交換ができます。あると便利なのが防水タイプのおむつ替えシートやマット。その上でおむつ替えをすれば、汚れても安心です。

    おむつは、赤ちゃんがおしっこやうんちをしたら、交換してあげるのが基本です。授乳の前後や目を覚ました時、泣いた時などに確認するようにしましょう。高室さんは「おむつが汚れたまま長時間放置すると、中の温度や湿度が上がって蒸れた状態になり、おむつかぶれや感染症の原因になることがあります。特にうんちが出た時は、すぐに取り換えることが大切です」とアドバイスします。

    おむつには紙と布の2種類がありますが、今回は紙おむつでポイントを紹介していきます。

    《1》赤ちゃんが驚かないよう「おむつ交換しようね」と声を掛けましょう。

    《2》衣服は全部脱がせず、おむつ交換ができるぐらいで十分。汚れないよう腰から上に折り上げて背中の下に入れておくといいです。

    《3》汚れたおむつを開ける前に、新しいおむつをお尻の下に敷きます。この時、足を強く持ち上げたり、ひっぱったりすると股関節脱臼の恐れがあるため、お尻を持ち上げて下に差し込みましょう。

    《4》何枚かお尻拭きを出しておきます。汚れたおむつを開け、拭きます。おしっこだけの場合もお尻拭きできれいにしましょう。

    《5》汚れたおむつは丸め込むようにして取り除き、素早く新しいおむつをつけます。男の子は、おしっこ漏れを防ぐため陰茎は下に向けておむつを当てましょう。

    《6》テープを左右対称な位置でしっかり固定。ギャザーが外側に出ているかなど確認し、衣服を整えましょう。

    拭いたら乾燥、かぶれ予防

    拭き方で知っておきたいのは、体の前から後ろに向かって拭くことです。逆方向に拭くと、うんちが、おしっこの出口に入ってしまうなどして、感染症を招く恐れがあるからです。このほか、足の付け根なども汚れが残りやすいのでしっかり拭きましょう。男の子は、おしっこが飛んでくるかもしれないので、お尻拭きを陰部に1枚当てます。陰茎や陰嚢(いんのう)など陰部全体をきれいに拭き取りましょう。女の子は、しわの部分などに汚れが入り込んでいないかを確認しましょう。

    保護者からの相談で多い悩みの一つが、おむつかぶれです。主な原因は《1》お尻が乾かないうちに、おむつをつけてしまう。《2》汚れが取り切れていない。《3》下痢を繰り返している―など。予防策は、お尻を拭いた後、きちんと乾燥させてから、おむつをつけること。少し赤くなっていると思ったら保湿剤を使ってみましょう。皮がむけるなど悪化したり、心配な時は小児科や皮膚科を受診しましょう。

    高室さんは「おしっこやうんちの状態で赤ちゃんの体調の把握ができるので、おむつ替えは大事な体調観察の機会です。赤ちゃんとのスキンシップのチャンスととらえ、ぜひ楽しんで」と話します。

    こちらの動画では、布おむつと紙おむつのメリットとデメリット、選び方のコツも紹介しています。

    取材・⽂/根岸寛子(北海道新聞記者)

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