育児の先輩ママ求む 釧路市・ハピサポ

ハピサポに登録する先輩ママ(左から2人目)を囲んで行われたフリートーク会=18日、市東部子育て支援拠点センター

釧路市子育て支援拠点センターは、本年度から始めた育児中の親を支援する子育てボランティア組織「子育てハッピーサポーター(通称・ハピサポ)」への新たな登録者を募集している。母親たちの交流の場に出向いて経験談を話してくれる「先輩ママ」を増やし、子育てに前向きに取り組める環境づくりを進める。

市東部子育て支援拠点センター(春採4)では18日、子どもの食事をテーマにしたフリートーク会が開かれ、0〜1歳児の親子13組と、ハピサポに登録する母親3人が参加。味付けやメニューの工夫など参加者からの質問や悩みに対し、「みそ汁を具だくさんに」「市販のだしパックやベビーフードも活用して」など経験談を踏まえたアイデアが飛び交った。

11カ月の子を育てる育休中の佐々木その佳さん(36)は「子どもの好き嫌いのことなど気になっていたことが聞けてよかった。話題に出た便利な調理グッズも使ってみたい」と笑顔を見せた。

ハピサポは昨年4月に始動。現在20~40代の13人が登録し、各子育て支援拠点センターで開催するテーマを設定したフリートーク会や、0~1歳児を対象とした子育てサークルの活動日に出向き、母親同士の縦のつながりを育んでいる。市こども育成課子育て支援室の岡本栄子室長は「気軽に話ができ参加者の満足度は高く、登録者もママたちの役に立っていることを実感している。今後も活動を広げたい」と話す。

新年度からの増員に向け、登録を希望する母親向けにフリートーク体験会を開く。25日に西部子育て支援拠点センター(鳥取北4)、3月15日に東部子育て支援拠点センターでいずれも午前11時から。申し込み、問い合わせは西部子育て支援拠点センター(電)0154・65・6112へ。(伊藤美穂)

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