連載コラム「井澤綾華の働くママごはん」第13回
2人目の子育て 家族のありがたさ実感
新型コロナウイルスの影響で、外出自粛も要請される中、わが家の娘は休校になった小学生の姪と一緒に遊びました。おやつを作ったり、花の直売所用のハウスの中で、祖母や叔母たちに見守られながら泥遊びをしていました。
わが家は夫の両親、祖父、2歳の娘と1月に生まれた息子の7人家族。娘が遊んでいる間、私は息子の世話をしたり、ハウスへ散歩に行ったりする傍ら、ごはん支度や料理研究家の仕事を家でして過ごしました。手が離せない時、ただ見守ってもらえるだけで私は安心して息子の世話や小一時間の用事を済ませることができます。これが都会で核家族だったらこうはいかない。改めて農村の良さと家族のありがたみを感じました。
下の子が生まれる前、娘一人だけの育児と違うだろうと、少し不安がありました。しかし、案ずるより産むがやすし。実際は娘に手が焼けることがあっても、息子が癒やしてくれる。娘が不器用ながらも弟をかわいがってくれる姿を見て、ほほ笑ましく感じる時間も増えてきました。
最近、娘は就寝時に泣きまねをして私の気を引こうとします。まだ赤ちゃん返りをしないと思っていましたが、夜は親を独占できないと感じて寂しくなるようです。
二人が大きくなるにつれ、手がかかる時期が重なったり、ずれたりします。その成長の過程は楽しみで、家族の笑顔に囲まれている子どもたちは、どんな時も私を幸せな気持ちにさせてくれます。
写真提供/井澤綾華さん
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